カワウソ通信ログ

cafe tojo(カフェ・トホ)のメルマガ
『カワウソ通信』のアーカイブス

【カワウソ通信93号】5月27日(日)は笹塚ボウルへ!!

2012.05.26 Saturday 09:40
0
    怒濤の3月4月を終え、5月のGW開けにヘルニア勃発。
    パンがこねられないアフロカワウソよっちゃんです。
    おはようございます。
    このやるせない気持ちを手塚治虫の『ブッダ』に託して昇華させようと
    図書館で借りてきました。
    オーマイブッダ!!
    大好きな芋虫シーズン到来でお散歩がかかせないカワウソ通信発行人モニカです。
    近頃脳みそから身体の各部位へうまく信号が行き渡っていないのを痛感する日々。
    今日もレロレロでヘラヘラヘですがあしからずご了承ください。
    さて。
    今月はご近所の作家すぎはらけいたろうさんの『ひげのおじさんの小屋展』を絶賛開催中です。
    http://blog.cafetojo.com/?eid=999805
    もう、これがいいのなんの。
    すごい。かわいいだけじゃない。すごい。
    とにかくみにきて。
    5月5日のこどもの日も楽しかったけど、
    先週のオリジナルタンブラーづくりも楽しかった!
    来週末もイベント続きます!
    なんですけども。
    来週末の前に今週末のことを。
    明日の日曜日はお休みします。
    5月27日(日)は展示もcafe tojo(カフェ・トホ)もお休みです。
    お間違いのないようにお願いいたします。

    さてさて。
    その5月27日(日)ですが、
    笹塚唯一の娯楽施設絶滅危惧種といわれる個人経営のボウリング場、
    笹塚ボウルにてとんでもないことが起きるんです。
    未だかつてこんなことがこの笹塚で起きたことはありません。
    みなさんぜひ、目撃者になりに、立ち会い者になりに、
    そして当事者になりにいらしてくださいませ。

    世田谷の果て限りなく笹塚に近い境界線ともよべる場所にある
    酒屋升本屋さんの三代目梅田さんの企画です。
    http://blog.cafetojo.com/?eid=999808
    --------------------------------------------------------
    5/27(日)18:00-24:00 @笹塚ボウル 3F

    SASABO RHYTHM extra 「わたしたちが今、出来る事 vol.6 〜気仙沼のいま〜」

    LIVE ACT: Port of Notes(畠山美由紀&小島大介)
    ... DJs:ヴィーナス・カワムラユキ/TAICHI- MASTER/金子英史(☆)
    Drawing Vision:小池アミイゴ
    FOODS&LIQUERS:気仙沼の「すがとよ酒店」の 女将さんによる気仙沼の地酒を販売いたします。
    フードコーディネーターのwatoさんと笹塚のcafe tojoさんによる気仙沼郷土料理コラボレーションフードを販売します。

    adv/2500円 door/3000円

    チケットは升本屋と笹塚ボウル3Fにて発売。
    升本屋のオンラインショップでもご購入いただけます。
    ↓↓↓
    http://masumotoya.shop5.makeshop.jp/shopdetail/008000000001/order/
    *こちらは送料&手数料として、一枚につき+100円となっ ておりますのでご了承ください。

    ☆フード・ドリンク代の収益とチケット代の一部を気仙沼復興支援に役立たせていただきます。

    ================
    開催にあたって。(text by 梅田知行@升本屋)

    2011年3月11日の約一週間後の3月19日、「わたしたちが今、出来る事」と題して、SASABORHYTHM(ササボリズム)を開催しました。
    その開催にあたっては人それぞれ見解の相違による賛否両論が 飛び交いました。
    おそらく誰もが平静ではいられなかったあの時、正しいか正しくないかも判断が出来ないあの時に僕らはそれでもやろうと思い、開催しました。

    DJの須永辰緒さんのご助力をはじめ、松浦俊夫さん、kotaro さん、松崎早人さん、TAICHI-MASTER さん他、賛同してくださり、足を運び、寄付をしてくだ さった皆様が沢山いらして、胸が熱くなったことを今もリアル に思いだします。
    その後、5回に渡って「わたしたちが今、出来る事」と題してのシンポジウムを組み込んだ形でササボリズムを開催してきました。
    震災から一年が経つ2012年の3月。あらためて「わたしたちが今、出来る事」は何かを問い、「SASABORHYTHM extra」という形での企画を思い立ちました。

    その目的は、まず第一に風化への警鐘、被災地の方々及び我 々が前に向かっている姿勢の確認、そしてお酒や音楽やコミュ ニケーションが創りだせる力についての共有です。

    震災後、思いがけず気仙沼に縁のある方々と多く繋がりあうことがありましたので、今回は気仙沼にフォーカスした形で開催します。。


    まずは、升本屋の仲間の酒屋さんで、升本屋のかりんとうを販 売していただいてる「すがとよ酒店」の菅原さん。
    震災時、菅原さんとは一週間以上もご連絡がとれぬままに大変心配していたのですが、
    ビール会社の営業さん経由でようやく連絡が取れた時に、「瓦 礫の中から泥だらけのかりんとうの袋が出て来て、それ をみんなで食べた時に、絶対また店を再開してこのかりん とうを販売しようね、と家族で話したんですよ」とお話くださ いました。
    震災後、『負げねぇぞ、気仙沼』と力強く手書きされたラベルのお酒を発売し、話題になりました。
    そして、女将さんの文子さんはご主人に向けた手紙が昨年、京 都の出版社主催の「恋文大賞」に選ばれました。
    夏、仮店舗で元気に働く、すがとよ酒店さんの皆様に会いに行き、気仙沼の被災地を見てきました。


    笹塚ボウル・財津が、ササボリズムなどで集まった義援金を 持って、ご縁のある気仙沼のボウリング場へ。炊き出しの ボランティアに行った際、偶然に地元の小学校でLIVE を開催していた「Port of Notes」。(ボーカルの畠山美由紀さんが気仙沼出身)
    Port of Notesは、ササボリズムをスタートした時に、いずれLIVEに呼びたいと最初に思ったバンドです。

    震災から丁度4ヶ月後の7/11。青山CAYで イラストレーターのアミイゴ小池さんがPort of Notesのライブを企画開催。アミイゴさんが震災後の気 仙沼に行って描いたイラストをバックに、畠山さんが自筆の散 文詩「わが美しき故郷」を朗読。
    僕はそれを見て、「なんとしてもこれ再現したい」と思い、この企画を思い立ちました。

    アミイゴさんをご紹介してくださった笹塚cafe tojo(カフェ・トホ)の東條モニカさんは、幼少期〜思春期に何度も気仙沼・唐桑へ行っていたそうです。

    そして、幼少期に気仙沼で過ごしたというヴィーナス・カワ ムラユキさん。これまで何度もササボリズムにご参加くだ さってます。「わたしたちが今、出来る事」でトークゲス トとしてもご出演いただきました。ご自身も親類を津波で 失い、現在に至るまで様々な形で支援活動をされています。

    さらに、ヴィーナスさんの旧友であり、震災直後のササボリズムでのシンポジウムにも参加してくださった(株)ph-oneの松崎早人さん。同じマンションに住む方のご縁から、現在、すがとよ酒店さんと同様に津波で店を失った気仙沼・味屋酒店さんの販売支援を様々な形で展開しています。


    まだまだ細々あるのですが、このように複雑にご縁が絡まり あって、今に至ります。


    人それぞれに支援の形があるとは思いますが、僕らは「忘れないようにするきっかけ」を創りたいと思っています。
    気仙沼のお酒と共に、ライブやDJ、イラストレーションをお 楽しみいただき、思いを描いてください。

    SASABORHYTHM主催  梅田知行&財津宜史

    ===========
    カフェ・トホはいつもの自家製酵母手ごねパンとSWEETS
    そして、気仙沼のアンカーコーヒーの珈琲をアフロカワウソがハンドドリップでいれます。一晩寝かせたトロリとしたコクの冷たい珈琲もお楽しみいただけます。

    私たちがこのイベントに参加するのに、
    気仙沼の珈琲豆を探していました。
    実際に未だ何も復興できていない状態の気仙沼に珈琲があるのか。
    全くわからない中でたどりついたのがアンカーコーヒーでした。
    http://www.anchor2fullsail.co.jp/
    アンカーはいかりのこと。
    気仙沼港で漁師が漁に出る前に飲むコーヒーとして親しまれていました。
    津波で店舗と焙煎所が流され仮店舗で営業を始めたという記事を
    ほぼ日で読みました。
    http://www.1101.com/coffee/2012-03-22.html
    ここの豆をわけてはもらえないだろうか。
    おそるおそるメールを出しました。

    代表の小野寺さんからていねいなお返事が来たのは先週のこと。

    この度は、気仙沼の為にイベントを企画していただきましてありがとうございます。
    正直気仙沼市内はまだまだ「被災中」です。私達の生活に日常は戻っていません。
    「忘れられる」こと、時間と共に津波が遠い過去の出来事になること、それが私達には
    大きな傷になっていくのだと実感しています。

    と書かれていました。
    震災以降気仙沼に思いを馳せども
    現地に赴いたわけでもない私たちが、
    このイベントに出店する意味があるのかどうか
    悩んでいたところにこのメッセージが胸に詰まりました。
    わたしたちがいまできること は『忘れないこと』でもあるのだと。

    小さな東京の片隅の素性もわからない店からの無理な注文に
    こころよくほぼ日コラボ企画の珈琲豆をご提供くださるというお返事。

    明日はRIAS(リアス)という深煎りのブレンドを
    お出しします。
    焙煎所も津波で流され、今は委託焙煎をしているとのことで、
    豆の販売はあまりたくさんはできませんが、
    お持ち帰りできる分もご用意しています。

    前売りの予約はうちでも受け付けます。
    03-3370-7700
    hibari@cafetojo.com
    お名前と枚数をお知らせください。
    お待ちしております!

    長くなりましたが、そんなこんなでこんなあんなです。

    来週末もイベントづくしなので、
    予告だけ。
    6月2日(土)すぎはらけいたろうmeets CURIOBOOKS
    http://www.facebook.com/events/177191139075867/
    6月3日(日)はりゅ ランチライブ
    http://www.facebook.com/events/463097997037093/
    こちらも予約受付中です!

    では、明日は笹塚ボウルで!!
    イベント | comments(0) | - | - | - |

    コメント

    コメントする